インターンシップの感想(爽太さんから)

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ブログには二回目にしてこれが最後の登場となるインターンシップ生の爽太です。

 

Hanna Consultantでのインターンシップも今日で修了、また今年の四月から始まったオークランドでのワーホリ生活もあと一週間で終わりを迎えることとなり、新生活への準備やこちらでの生活の後片付けなどで身辺がバタバタしている今日この頃です。

 

 

 

 

インターンシップを体験してみて

 

九月から今日まで、三か月にわたってHannaのほうでオフィスワークを経験させていただきましたが、海外でしかまず経験できないビザ代理店でのインターンシップは大学生の私にとってとても良い糧になったなと実感しています。

 

私自身、幼いころは父親の仕事の都合で海外を転々とすることが多かったこともあり、ビザの申請や更新といった言葉を人並み以上に耳にしてきましたが、Hannaでのインターン業務を通して、申請へのプロセスや、どういった書類が必要なのかなどビザというものに対してより理解が深まったように感じます。

 

もちろんビジネス英語の修行にもなりましたし、何より普段の生活で日本語をほとんどしゃべっていなかった自分にとっては、オフィスでほかのインターン生やJuneさんと日本語で話せることがある種の息抜きにもなっていました。

 

毎週のようにご飯をごちそうしてくれた社長のVivianさんや、自分にもわかるレベルの簡単な英語でいつも的確な指示をくれたXiaoweiさん、いつも面倒を見ていただいたJune さんと、会社の皆さんから良くしていただき、これ以上ない海外インターンシップになりました。

 

 

ワーキングホリデーについて

 

さて話は変わりますが、

 

終わるにあたって自分のオークランドでのワーホリ生活を振り返ってみると挫折や辛かったことのほうが多かったかもしれません。

 

初めての外国人とのシェアハウスはキッチンやトイレの使い方、深夜の騒音などでとてもストレスがたまりましたし、職場では毎日遅れてくるくせに、ことあるごとに難癖をつけてくるインド人との激しい口論が日々繰り広げられていたため、仕事に行くのが嫌だなあと感じたことは多々ありました。

 

テンプレのような表現ではありますが、日本で当たり前だったことが全く通用しないこちらでの生活に、大変ショックをうけました。

 

語学学校時代の友人はみな早々に国に帰ってしまったこともあり、「この一週間、同僚とフラットメイトとしか会話してないなぁ」と、窓もなく薄暗い、屋根裏部屋のような自室で気づき鬱になりそうなこともありました。

 

(ほんとにつらかったわぁ)

 

ただこちらに来ての生活はいろいろな人に助けてもらわなければ実現できなかったことだとも強く実感しております。

 

こっちに来て初めての週末に現地のフットサルコミュニティに参加してkiwiの友達ができ、その友達が紹介してくれた職場で雇ってもらい、そこのオーナーに雇用関係、友人関係のどちらにおいてもとてもよくしてもらって、気づいたら自分のこちらでの生活はとても充実したものになっていました。

 

日本にいたときはある程度のことならば自分自身でできるし、まあニュージーランドに行っても自力で何とかなるっしょと思っていた私は、恥ずかしながらこちらにきて初めて、日々の生活がいろいろな人の支えによってなりたっていたことを知り、同時にいろいろなことに感謝しながら生きなくちゃいけないなと感じました。

 

自分でもこの九か月で大人になったなと思います。

 

 

海外生活を考えている方へ

 

僭越ながら一つだけこれからワーホリや留学を志す方々にアドバイスをさせていただくならば、現地での生活に対してあまりに壮大なイメージを持たないほうがいいということを、声を大にして言わせていただきたいです。

 

もともと英語がペラペラに話せる人にとって現地での生活に適応することはそこまで大変なことではないと思います。

 

しかし、語学学校の中級クラスの英語力しかなかった私では、語学学校の友達同士では楽しく過ごせても、職場のミーティングを行う時や、友達とお酒を飲んで、スラングばかりのマシンガントークが始まった時にどうしても英語力の壁を痛感しました。

 

ただただ一年ぽっち海外で生活しただけでは、九九パーセントの日本人は英語がペラペラになんてなりません。

 

ドラマで見るようなかっこいいバーでのナンパや、スラングを使いながら冗談を言い合うことなんて夢のまた夢です。

 

私自身三か月目くらいで自分の理想と現実の違いに悩みましたし、語学学校での勉強なんて意味なかったのかなと思ってこれまた鬱になりかけました。

 

もちろん目標というのはとても大切で、それがこちらでの生活にメリハリを持たせるものになります。

 

しかしあまりに高すぎる目標は自分自身を苦しめるものにもなりえます。

 

ニュージーランドでの生活では肩肘の力を抜いて、日々ある成長のチャンスに乗ってみてどうなるか見てみる、っていうぐらいがちょうどよかったのかなと今になっては思います。

 

 

まとめ

 

何はともあれ、楽しく、ためになるインターンシップ経験をくれたHanna Consultantの皆さん、私の生活を彩ってくれた友人や同僚に感謝の意を深く示しつつ、ワーホリや留学に挑ます。

 

読んでいただきありがとうございました!