NZ初! IELTS Computer-Deliveredを受験しました

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8月9日にニュージーランドで初めて導入された Computer-Delivered方式のIELTSを受験してきました。

 

これまで全て紙に印刷された問題が配られ、回答用紙に手書きで書くという方式を取ってきたIELTSですが、ついにニュージーランドでもSpeaking以外をPC上で行うComputer-Delivered方式が開始されました。


第一回目を偶然受験してきましたので、レポートします。

 

 

 

 

IELTS Computer-Delivered受験とは

 

オークランドCBDの中心部にあるidpという専門学校で受験しました。

 

中心部だけあって、アクセスは非常に便利。Speakingと他のテストの間も図書館で過ごせるのは冬にはありがたいです。

 

とてもきれいでオシャレな感じでした。

 

次に11:30から残りの3つのテストが行われました。

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スピーキングテスト

 

まずはSpeakingから。

 

これは従来通りFace-to-Faceで行われました。

 

試験官が頷きながら聞いてくれるタイプの方だったので、まあまあ話せました。

 

テスト会場に入る前にまずセンター長が「あなたたちがニュージーランドでこのテストを初めて受けます」と挨拶に来て、なぜか受験に来た8人みんなで記念写真も撮りました。

 

センター長がとっても嬉しそうなので、緊張がちょっと和らぎました。

 

20席くらいPCが並んだテストルームに入り、自分の名前と受験番号が書かれたブースに案内されます。

 

コールセンターのように隣との間は壁で仕切られていました。今回は8人と少数だったので、一席ずつ空けて座りました。

 

自分のパスポートを置いておくフォルダに入れ、椅子や画面の高さを調整しました。

 

持って入れるのは透明ボトルに入った水とパスポートのみ。

 

メモ用紙と鉛筆は支給されました(テスト会場によって異なる可能性があります)。

 

ちなみに、左利きの人には左利きマウスの用意があるそうです。

 

最初に3科目のログインIDとパスワードが書かれた紙が配られるので、指示通り入れてログインします。

 

 

リスニングテスト

 

Listeningはヘッドホンを使用して行います。

 

 

メリット

 

  • ヘッドホンなのでクリアに聞こえる
  • 気が散りにくい
  • 選択問題の時、記号を書かずにクリックして選ぶだけで良い

 

 

デメリット

 

  • 画面操作に慣れる前に始まってしまう
  • メモをしてもメモと画面を見比べなければならない
  • 最後に答えを写す時間がないため、問題を聞きながら答えを入力していかなければならない

 

 

→これが一番大変でした。

 

今までは、最後の問題まできちんと理解できるように、Section1を読み終わったらSection2,3と、問題が始まるのを待たずに先読みしていたのですが、これがやりにくくなったからです。

 

いつもと勝手が違うので、あたふたしてしまいました。

 

でも、公式サイトで練習できるので、絶対練習した方が良いです。

 

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リーデングテスト

 

続いてReading。

 

 

メリット

 

  • 選択問題の時、記号を書かずにクリックして選ぶだけで良い

 

 

デメリット

 

  • 目が疲れる(40代の感想ですみません...)
  • メモが取りにくい

 

 

→ハイライトする機能はありますが、鉛筆で丸をして印をつけるのに比べるとやはり時間がかかってしまいます。

 

Computer-Deliveredのせいではありませんが、これまで5回受験した中で一番難しかったように思います。

 

トピックが全然聞いたこともないような話題だったので、非常に辛かったです。

 

 

ライティングテスト

 

最後はWritingです。

 

これはメリットしかありませんでした。

 

 

メリット

 

  • コピー&ペーストができる
  • 編集が容易
  • 字数を表示してくれる

 

 

→2パラグラフ目と3パラグラフ目をコピー&ペーストで全部入れ替えたり、前に戻って大幅に内容を変えたりすることが非常に簡単なので、すごくよかったです。

 

そしてまた今回も書き過ぎてしまい、360文字くらいになってしまいました。

 

なぜいつもこんなに長くなってしまうのでしょう...。

 

 

まとめ

 

ログインして回答し、終了したら自動で答えが送信されるので、問題や回答用紙を配ったり集めたりする時間がないため、11時半から始まった試験が14時半には終了し、その間何と3時間でした。途中で喉が渇いたり、トイレに行きたくなることもなく、疲れも今までのテストよりは少なく感じました。

 

時間が短いのは何かといいですね!

 

(まあ、そのあとすぐ出勤して働いてしまいましたが)

 

終了後、またセンター長が「どうだった?良かったでしょ??」とみんなに聞いていましたが、概ね好評のようでした。

 

やはりWritingのメリットは大きいので、特にWritingのスコアをあげたいという方はトライしてみる価値はあると思います。

 

料金は同じですが、結果が出るのが早く、通常のテストは2週間ほどかかるのに、Computer-Deliveredの場合は5〜7Working Dayだそうです。

 

まだニュージーランドではオークランドとウェリントンだけだそうですが、ぜひ受験されてはいかがでしょうか。

 

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